シュタイナー教育とは?
糸かけ曼荼羅と検索するとシュタイナー教育という言葉が出てきます。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、シュタイナー教育という言葉を初めて聞く方も多いのではないでしょうか?
シュタイナー教育とは、20世紀初めのオーストリアの哲学者・神秘思想家ルドルフ・シュタイナーが提唱した「教育芸術」としての教育思想及び実践であるヴァルドルフ教育を、日本で紹介する際に名付けられた呼称のひとつだそうです。ルドルフ氏は「自覚的にみずからを成長させつつ、社会に寄与する人間の育成」を目指していたそうです。日本にも10以上のシュタイナー学園があります。シュタイナー教育の理念として「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」を掲げていて、なかなか面白い教育法を実践しているようです。
そのシュタイナー学園では、数学の中で糸かけ曼荼羅を取り入れているそうです。確かに糸かけ曼荼羅は素数を基本としてかけていきます。幾何学の勉強にもなるという事も理解できます。
アートセラピー
最近は医療の現場においてもアートセラピーとして糸かけ曼荼羅を取り入れる動きがあります。糸をかける為に数を数える集中力、配色をイメージする想像力、右脳と左脳のそれぞれを刺激することによって両者のバランスが取れ、心の癒しにつながるからかと思われます。
また、ストリングアートと呼ばれているものもあり、夏休みの自由工作でもやったというお子様もいるのではないでしょうか?
脳への刺激と効果
「手は外に出た脳」と言われるように、指先を使う事は脳への刺激となります。また、糸をかけているとどんな曼荼羅になるのかとワクワクしてきます。日常を忘れ、楽しんでやることにより「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンというホルモンが分泌されてきます。このセロトニンは、脳内神経伝達物質の一つです。「セロトニン」が分泌されると感情を自分でコントロールしやすくなり、怒りや悲しみなどのネガティブな気持ちをいつまでも引きずらないで、ポジティブな考え方ができるようになります。
糸かけ曼荼羅ワークショップ
ワークショップに参加された方からは、このような感想をいただいております。
- 日常を忘れて集中することができ、イライラした気持ちがすっきりした。
- 今までは自分は集中力がないと思っていたのに、作品を完成することができ「私でもやれるんだ」という自信がついた。
- 精神的に落ち着くことができ、癒された。etc・・・
あなたも糸かけ曼荼羅を体験してみませんか?