アロマプレッシャーについて

今日は当サロンで一番人気のある

『アロマプレッシャー』について少しお話ししたいと思います。

この写真は沖縄に行って資格を取ってきた時の写真で、

私の右側にいらっしゃるのがアロマプレッシャーを作り上げた

ダニエル・マードン氏です。

ダニエル先生はリンパドレナージュ発祥の地である母国フランスの医療機関で、

ガン患者の方々へ様々なケアを行っていた

リンパドレナージュ・フィジカルテラピスト専門家です。

長年の経験と解剖生理学などを基に、

お兄さんである医学博士のジョン・フランソワ・ドリトン氏と研究・体系化した、

からだの水分と代謝(細胞間循環)に注目する新しいテラピーがアロマプレッシャーです。

アロマプレッシャーは、

モダンリンパドレナージュ・フィジカルテラピー(理学療法)・

プレッシャーポイントテラピー(ツボ療法)・クリニカルアロマテラピー

から成り立っています。

リンパドレナージュは1930年代フランスで、

炎症性疾患・慢性疾患の治療法として考案され、

現在も手術後の腫れ上がった手足をケアする為などに使われています。

日本でも用手的リンパドレナージュとして

前立腺癌や乳癌の患者さんのリンパ浮腫の治療のために使われています。

この用手的リンパドレナージュはとてもソフトな施術で部分的に行われます。

医療従事者が行うことが出来るリンパ浮腫のケアが、

2008年に保険適用として認可されました。

が、リンパ浮腫の方が対象なので、一般の方が受けることは出来ません。

このように一般的なリンパドレナージュは患者さんの患部に行うものです。

しかし、「健康」というカテゴリーに入る人でもむくみに悩んでいる人が沢山います。

「病気」ではないけれど「不調」を抱えている人も沢山います。

少しだけ腎臓の機能が弱い人、

オフィスワークで座っている時間が長い人、

冷え性の人・・・

体液の循環が悪ければ、免疫機能の低下も招きます。

ダニエル先生は、科学や医学の進歩に伴って、マッサージの技術も進化すべきであり、

老若男女問わず、誰でも受けることが出来るメソッドが求められていると考えました。

そして作られたのが

モダンリンパドレナージュ(進化したリンパドレナージュ)なのです。

そして、そのモダンリンパドレナージュと

フィジカルテラピー・プレッシャーポイントテラピー・アロマテラピーを

組み合わせて作られたメソッドが『アロマプレッシャー』となります。

リンパ液が全身に廻っているからこそ、

リンパドレナージュは部分的ではなく、

全身を行った方が効果が出るとダニエル先生は考えました。

当サロンで体験された方はお分かりになると思いますが、

東洋のツボ療法が入ってたり、理学療法が入ってたり、

クリニカルアロマテラピーオイルを使っての芳香療法が入っているのは、

ダニエル先生が研究した結果、より効果を上げるために取り入れられたものなのです。

ツボ療法(プレッシャーポイントテラピー)が入っているため、

一般的なリンパドレナージュと違うと思う方がいらっしゃるかもしれません。

プレッシャー(圧)は、部位やクライアントによって変わってきます。

年齢や体調、男性や女性、クライアントの好みによっても変わります。

一般的に「マッサージは痛い方が効く」と勘違いしている方もいらっしゃるため、

当サロンでは一番最初のカウンセリングの時に

「痛いときは痛いとおっしゃってください。イタキモぐらいならいいのですが、

我慢して受けるとそこが緊張することになり、揉み返しなどが起きやすくなります。」

とお伝えしています。

常連のお客様だとどのくらいの圧が自分にちょうどよいのかがわかってきます。

現在、ダニエル先生たちは沖縄に在住しているため、

なかなか『アロマプレッシャー』を行う方が広がりません。

残念ながら東北地方では当サロンのみとなっております。

私の宣伝不足もあってか、鶴岡に連れて来て7年が過ぎましたが、

まだまだ認知されていない状態です。

この素晴らしい技術が多くの人に伝えることが出来るよう、

初心を忘れずに頑張りたいと思います。

尚、アロマプレッシャーのセルフケアレッスンなども行っております。

ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせ下さいませ♡

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